「図解即戦力 EC担当者の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書」を読みました。とても分かりやすかったのでご紹介です。
本の概要
新人のネットショップ店長さんも、この1冊を読めばEC業務のすべてがわかる!
接客、集客、広告出稿、サイト分析、リピーター対策…ネットショップの担当者になったら、知っておかなければ&やらなければならないことは多岐にわたります。本書は自社ネットショップの売上アップに特化したEC専門のコンサルタント集団が、未経験のひとにもわかる文章と図解でやさしく解説する「実務の入門書」です。配置転換で突然ネットショップの店長になった人、別業界からEC業界をめざしている人を対象に、サイト制作からwebマーケティングまでEC業務に必須の知識を1冊にまとめました。
★「PCからスマホサイトへ購入チャネルシェアの逆転」「SNSマーケを中心とした集客方法と集客チャネルの変化」「UGCによる接客ツールの多様化」「Googleアナリティクスのバージョンアップ」「生成AIで変わる商品説明やバナー広告」など、最新の現状に対応した改訂版です。
Amazonより抜粋
なぜこの本を読もうと思ったか
就職活動用の話題のためです。
今まで前職を事務とぼんやり書いていましたが、正確にはECサイトの運営&事務&ちょこっとWeb制作でした。
そのため、次の仕事もECサイトの運営をメインに探すことが多かったのです。
しかし、ブランクが6年以上あるため、無職期間中もこういう本を読んでいましたよーという話題作り(自己PR)のために読んでみようと思いました。
まぁ結局、短時間勤務のECサイトの運営事務という都合の良い仕事はなく、別業種も視野に入れているのですが、本はとても良かったのでご紹介です。
私の感想
10年前にこの本を知りたかった(10年前にはこの本は発売されていませんが)。
いや、本当にECサイトの運営担当者が知りたい事が全部詰まっているんですよ。
ECサイトってざっくり言うと「多くのお客さんにサイトに来てもらって、出来るだけ多く自社製品を買ってもらう」というのが目標だと思います。
実際にサイトを運営してみるとですね、自社ECサイトをどう作ればいいのか、どういう見せ方にすればいいのか、どうやってお客さんを呼び込むか、どうやったら商品を購入してくれるか……などなど、ECサイト運営担当者ならこれら多数の問題に必ずぶち当たります。
それらの解決策を具体的に書いてあるのが、とても分かりやすいと思いました。
昔、私がECサイトの運営担当者だったころ、どうすれば売り上げが上がるのか?とかネットで調べたことがあるんですよ。そうしたらマーケティングが必要とかあったので、記事を読んだりしたのですが、よく意味が分からず実務に生かせませんでした。
とにかく具体的に何をすればいいのか知りたかったのです。
基本的なことは分かっているし、もう実践している。だけど、売り上げがイマイチ伸びない。何をすればいいの?どこをどう直したらいいの?というときに役にたってくれる本だと思いました。
実際には会社の方針で出来ない施策もあるかと思います。ですが、こういうのをやってみませんか?と上司に提案するだけでも、今後のためになると思います。
こんな人におすすめ
本にも書いてありますが、EC部門に配属された新人さん、EC事業者をクライアントとするコンサル会社や広告会社に就職した新人さん、前述の企業に属する「これ読んでおいて」と新人に手渡したい先輩社員、向けなのでしょう。
でも、私は現在ECサイト運営担当者で四苦八苦しながらこれ以上何をすればいいんだ?って悩んでいる人にもおすすめしたい。
私もそこそこ長くECサイト運営担当やっていたので、だいたいやることは分かっているつもりと思っていたのですが、そういう方法もあるのか、と新しい発見が結構ありました。知らないことも結構ありましたし勉強になります。
だから、復習も兼ねて読んでみてほしいです。
以上、日々悪戦苦闘しながらECサイトを運営している人に是非読んでほしい、というお話でした。

