貯金初心者におすすめの本「隠すだけ!貯金術」お金は貯めたら使うことも大事です!

隠すだけ貯金は先取り貯金 お金の本

はい、またまた貯金術の本の紹介です。


もうすぐ30歳のOL(まりもちゃん)が、給料日前のカツカツ状態から抜け出したい!とお金の悩みを少しずつ解決していく話です。

私は手取り15万~20万くらいを稼いでいる主人公の貯金術の本が好きみたいです。自分が働いていたとき、手取りがだいたいこのあたりだったので、参考にしやすい部分が多いからだと思います。

そういえばこういう系の本はなぜか主人公が女性ばかりですね。貯金コミックエッセイで主人公が男性の本ってあまり見かけないような気がします(夫婦が主人公というのはある)。出版業界の中では男性で手取り15万~20万の人は、ほぼいないって事になっているんでしょうか。そんな訳ないのに。

スポンサーリンク

「お金を隠す」は「先取り貯金」のことです

お給料をもらったら、まず一部を隠して(=貯金して)しまいましょう。
~ 中略 ~
隠したお金は「なかったこと」にして生活すれば、ムダ遣いしがちな人でもひと安心。しばらくすると、「知らないうちにお金が貯まってた!」という嬉しい状況が訪れますよ。

出ましたよ!先取り貯金です。

見えない所にお金を隠す(先取り貯金)は貯金術コミックエッセイの鉄板ですね。コミックエッセイというか、貯金をしたい人はこれをやらずに何をする!というくらいやるべき貯金術です。

手元にあるとついつい使っちゃう。だったら、見えないように隠しておけばいいのです。この本では、自動積み立てを利用していました。これも財形貯蓄みたいでいいですよね。

ちなみに私は自分で絶対使わないぞ口座に移し替えていました。面倒くさいことしてるなと思われるかもしれませんが、こうした方が今月も貯めたぞ!って実感出来たのでモチベーションが上がったのです。貯金が増えていくだけの通帳を毎月確認するのも自分には合っていました。

お金は使うことも大切だと思います

周りの人の助けもあって、少しずつ貯金が出来るようになった主人公。そんな時に会社の人がフラダンスをやっているのを見て気になっていると話したところ、それならやってみれば?と言われました。やっと貯金が出来るようになったばかりなのにそんなムダ使いは……と言う主人公に、お金のアドバイスをしてくれた人が言ってくれた言葉がこちら。

やりたい事にお金を使うのが貯金の本当の目的だと思いますし

貯金は多いにこしたことはありません。なんだかんだ言って、お金で解決できる事って多いと思いますし、ある程度の安心や安全がお金で買えるのも事実。

でも、貯金に全力を注ぐのではなく、ある程度貯まったら自分が楽しいと思える事にいくらか使ったほうが、毎日が良くなると思います。それで始めた習いごとや勉強が、今後の仕事に繋がったりして収入が増えたら嬉しいですよね。たとえ収入に繋がらなくても日々のちょっとした楽しみがないと生きていけないんじゃないでしょうか。

お金の情報を見ていると、貯金する人はバカ。若いうちは勉強や自己投資や経験などに使うべきという意見もみかけます。その通りだなぁとも思うのですが、私は稼いだお金を全部自己投資につぎ込むのは不安だったのです。
いきなり失業したらどうする?失業保険をもらっている間に仕事が決まらなかったらどうなるの?と思うと、やっぱり多少は貯金必要だよね、と思っています。

だけど、楽しみを全て我慢して全部貯金にまわすというのも味気ないというか寂しいというか……。要はバランスって大事だよねーという事なのです。貯金もするけど、楽しみや勉強にもお金を使いたい。

この本には、貯金が出来たら夢のために使ってみようと書いてあったので、良いなと思ったのです。

その他にもお得な生活情報が書かれていますので、『隠すだけ!貯金術 (コミックエッセイ)』は貯金初心者の方にはおすすめの1冊です。