先取り貯金が必要なのは分かった。
でも、その先取り貯金するお金が本当にない！という方は、生活を見直して先取り貯金分を確保するしかありません。どうやって生活を見直すの？って思った方には、この本をおすすめします。
『コミックでわかる 年収２５０万円からの貯金術』
『年収２００万円からの貯金生活宣言
自分に一番近い境遇の登場人物は、なんとなく悩みが似てくるんじゃないかと。
貯金は未来の自分への投資
主人公（なつき）は貯金の目的が将来が不安だからと言い、先生役のおじさん（野村）にだからうまくいかないんだね、と言われてしまいます。そして目的意識が行動力の源になると教えてもらいます。それでも、特に貯金の目的がないと言うなつきに野村はこう言います。
野村「『未来のなつきさんの可能性のために貯める』と考えたらどうかな？」
なつき「未来の私の可能性…？」
野村「いつか『資格の学校に通いたい』とか『海外で勉強したい』と思うかもしれませんよ？あるいは単にTVで見かけた観光地に行ってみたいと思うとか…ね。そういう時にお金がない人は行動に移せるまでに半年・1年とかかってしまう。『貯金をする』というとたいていの人は守りの意識になりがちなんだけど、実は『自分への投資』ってことなんですよ」
将来が不安で貯金するのも1つの理由ではあります。ですが、闇雲に不安になって貯金するよりも、自分の未来への投資として貯金すると考えると確かにいいなぁと思いました。明確な目的があった方が貯金はしやすいというのは本当だと思います。何かをやってみよう！って思ったときに、お金があると行動を起こしやすいですよね。
クレジットカードは借金という事を認識する
便利ですよね、クレジットカード。現金が足りなくても欲しい物がすぐ購入出来るし、ポイントやマイルが貯まったりするし、提携のお店で買えば常に○%OFFになったり、海外旅行の保険がついていたり……と、魅力的な特典がついているカードも多いです。
こちらの本でも、クレジットカードをよく使っているもう一人の主人公（紗矢）が言います。
紗矢「今どきカードを使わない人なんて少ないよね」
野村「ネット通販なんかで毎月返済があるほうが普通という人も多いんでしょうねぇ」
さつき「返済？」
野村「カード払いは借金なんですよ？クレジットカード会社がいったん、立て替えてて代金をお店に支払う仕組みですから」
借金。
私は借金なんてしたことないもんねー、くらいに思っていましたが毎月クレジットカードは使っているので借金していました。
一応引き落とし額と、口座に入っている金額は把握しています。ですが、もし今全然貯金がなかったら、クレジットカードを使うのはかなり危険だなぁと思います。
収入がある場合でも、一ヶ月先に入ってくるお金を今使っちゃっているんですもんね。まぁ、その一ヶ月先に使わないように出来ればいいのですが、その時はその時でまた来月払えばいいやとか思ってしまいそう。
収入が途切れてもクレジットカードの支払いは待ってくれません。そう思うと、収入がないとか貯金が少ないうちはクレジットカードは利用はしないくらいの気持ちでいないとダメだと思いました。
その他にも、自分のお金のクセを知る、それは無駄遣い？投資？、貯まる体質を目指すなどなど生活を見直して貯金するためのアレコレが書いてあります。
貯金はしたいけど、そのお金をどこから捻出すればいいのか分からないという人は読んでみるのをおすすめします！
