不動産投資は出来ないけれど、不動産投資のコラムが面白かった話

不動産投資コラム 投資

前回、『誰も教えてくれないお金の話』という本を紹介しました。

監修が泉正人さんという実業家の方なのですが、この方がお金の学校を開いているんですね。ちょっと気になってそのサイトを見に行って、いろいろなページを見ていたのですが、ある不動産投資家のコラムが面白かったので紹介します。

ちなみに私は不動産投資はしません。っていうか資金がなくて出来ません。たとえ資金があったとしても、不動産投資は自分には向かないなぁというのが、この方のコラムを読んで分かりました。

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気に入った物件を擬人化している

マツコさん(女性・44歳・OL)が不動産投資活動をコラムにしているんですね。一日に何件もの物件を見に行くという素晴らしい行動力。

そして、自分も一緒に物件巡りをしているかのように錯覚してしまうほど物件の説明が上手い!物件の様子が鮮やかに目に浮かびます。というか、純粋に読んでいて面白い。

不動産投資なんて関係ない話だわーと思っていたのに、一気に読んでしまいました。

物件の正面に仁王立ちしながら、私は「岩城滉一みたいな建物だ」と思った。
(※ちなみに、後に気がつくのだが、私の重視する三大要素「①街の雰囲気 ②建物の建築思想 ③管理の良さ」という条件が絶妙に噛み合った時、どうも私は建物を擬人化してしまうらしい。結果、私が購入した6物件には全て著名人の誰かの名前がついている。)

芸能人の名前つけてる!
擬人化はよく知っているけど(県を擬人化とか艦隊を擬人化とか)、物件を擬人化している方は始めて読んだかもしれない。しかも私も知っている芸能人だから、お顔もパッと浮かびます。建物の雰囲気を伝えるのに擬人化(しかも誰でも知っている有名人)とは、本当に上手いなぁと思いました。

私が自分は不動産投資は向いていないなぁと思った理由

マツコさんは物件を購入したりして、不動産投資を続けていました。その中でこう書いています。

徐々に知識も増え自信もついてきたが、不動産投資をしていく上で「レバレッジ」が活用できていないことが檻のように気にかかっていた。
※再度、レバレッジについて説明すると「金融機関からの融資を獲得することで自己資金を抑える→賃料収入としてのキャッシュが入る→さらに自己資金を増やし、大きな物件を購入する」という倍々ゲームのようなサイクルだ。
私はこの特長を知った時に「海老で鯛を釣る」「濡れ手に粟」など、自分に激甘な解釈を咄嗟にしてしまった。(逆に言うと、この特長を聞いても「借金をしてまで投資をするのが怖い」と思ってしまう人は不動産投資に向かないのかもしれない。)

ここです、ここ!
「借金をしてまで投資をするのが怖い」と思ってしまう人は不動産投資に向かないのかもしれない。

お金関係の情報を見ていると、こんな時代だからこそ不動産投資をしよう的な記事をよく見ます。それらの情報を見て、私がこれからは不動産投資だ!やってみようって思えないのは、借金をしてまで投資をするのが怖いと思っているからなんだ、と思いました。

不動産投資は投資する金額も高い上に購入した後、入居者が入るかどうか気にしなければいけないですし、建物の修繕費とかいろいろお金がかかるというのは、なんとなく分かります。入居者がいなくて賃料収入がなかった時、精神的に耐えられるかっていったら、私は耐えられない。そう思うと、借金してまで投資をするというのは向かない事が分かります。

まぁ、それ以前に資金が全然足りないのは言うまでもないですが……。

それにしても、マツコさん、なかなかのハイペースで物件を購入しています。著者プロフィールに資産運用はド素人とありますがそうとは思えない投資っぷり。そうとう勉強もしているのだなぁと分かります。マツコさんが受けたという不動産投資スクールは約30万~40万するので、そのくらいの先行投資をして勉強してからじゃないと、不動産投資はしないほうがいいのかもしれないな、と思いました。

ちなみに私が気になった株式投資スクールも約30万~40万します。う、うーん、こちらもなかなかのお値段。不動産投資スクールだと30万~40万でも納得出来るのに、株式投資スクールだと高く感じるのはなぜなんでしょうね。

投資
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なんか、お金の話